現在は
ブランドコピー時計「オメガのダイバーズウォッチ」といったイメージが強いかもしれません。しかしながら本格ダイバーズウォッチを個性の一つとして持つようになったのは、シーマスターやレイルマスターなどとともに1957年に打ち出されて以降です。誕生当初は、タウンユースを視野に入れたスタイリッシュな防水ウォッチといった様相でした。とは言え、シーマスターは長い歴史の中で本当に幅広くコレクション拡充していくため、シーマスターの印象についてはファンそれぞれで様々かもしれませんね。ちなみにスピードマスターも、もともとはシーマスターの派生モデルといった立ち位置でした(ついでにデ・ヴィルも)。
さて、そんなシーマスターに、「アクアテラ」が加わったのは2002年のことです。オメガ シーマスター アクアテラ
しかしながらアクアテラは、これらと異なり逆回転防止ベゼルやダイビング仕様の防水性、そしてこれらを実現する無骨なケース構造を有していませんでした。
代わりに、150m防水ながら(実用面においては十二分ですが)端正で上品かつエレガントなデザインが、アクアテラの大きな特徴です。