はしがきにも記されているように、①時計に関心のある一般の人たち、②時計技術を取得したい人、および時計技術者の国家試験を受験される人、③時計の販売・製造に携わり、時計の常識を持ちたい人、④中学校の技術・家庭科の参考書、に向けて書かれたとされています。
内容としては、各章の概要を羅列すると、日時計・水時計から時計の歴史、時刻とこよみのはなし、時間はどうやって決められるか、置時計の構造と部品、置時計の分解・組み立て・修理の方法、電気時計の原理と構造、腕時計の常識(Q&A集)、腕時計の種類と構造、腕時計の分解・組み立て・調整、特殊な腕時計、時計メーカー、時計理論となっています。